2012-11-22

クリスマスプレゼント 第一便

今日、DR(ドレクセル)社から、本場のシュトーレンが届きました。

おあずけ?

シュトーレンとは、生地にドライフルーツやナッツが練り込まれた焼き菓子で、周りには砂糖がまぶしてあります。
クリスマスを待つアドベント期間に、少しずつスライスして食べます。
日が経つにつれ、ドライフルーツの風味が生地に移っていくため、味に深みが出てきます。

シュトーレンの化粧箱には、エルツ地方らしい、天使と鉱夫のキャンドルスタンドがデザインされていました。
エルツ地方では、このモチーフが多くの家庭の窓際に飾られています。

十七世紀頃まで炭鉱で働く家族の安全を祈るために、”天使と鉱夫”の人形がそれぞれの家の窓辺に飾られていました。
村の人々には、「天使が鉱石の在りかを鉱夫達に教え、彼らは天使に見守られて鉱石を掘り当てる」と信じられていたからです。
今でもこの伝説は、村人たちの心のなかに受け継がれています。
寒くて厳しい冬の季節には、灯りこそが一番の贈り物かもしれません。
贈り物と共にこのような背景を添えれば、ひとつひとつが魂を得たかのように生き生きしてきますね。
それではいただきまーす。

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